2022年05月28日 稽古日誌

居合の稽古風景です。

とりあえず雰囲気だけでも。

 

   

今日、メインでお話をした事は

「身を捨てる、と言う事。」

です。

  

これは誰にでも言える事ですが、

我が身がカワイイと思ってしまいます。

 

その心は、結果として護身と言う形となって

現われます。

   

確かに水月が進み、水月を以って身を守れば

大負けをしない結果が生まれやすくなります。

しかし、同時に勝ちも現れないという弊害も

出てしまいます。

     

無想剣は夕雲流も参考にしている流儀です。

夕雲流にも、身を捨てた時に自然の勝ちが生じる事が

説明されています。

お相手から勝ちを譲ってもらいと思うなら、

自らの負けも差し出す。

この心が真実となった時に、剣術書に記載されている

「運の強き者」

となります。