改めて思う事は、無想剣に行きつくためには
「感謝」
の心が大事です。
さて本物の武術家とは?
と言うお話をします。
和気あいあいと稽古をする環境に有っても、
“本物”が剣を取った時は
その空間がその武人の物になります。
藤沢市支部で言えば
M副支部長。
彼女はパワーも無く、術や技もほとんど知りません。
いわゆる勢いとか迫力もありません。
しかし彼女が剣を取り、お相手をすると
その場の全員が彼女の空気に引き寄せられます。
具体的には談笑が止み、稽古外の者まで
まるで今、剣で相手をしているかのような空気に変わります。
本物は、自分が本物である事に気が付かず
他人に本物だと言われても、
ピンとくるような反応も起こさないようです。
まだまだ私の無想剣は作為的であり、
本当の所まで届いてはいないことがよくわかります。