2022年4月9日 稽古日誌

改めて思う事は、無想剣に行きつくためには

「感謝」

の心が大事です。

 

さて本物の武術家とは?

と言うお話をします。

和気あいあいと稽古をする環境に有っても、

本物が剣を取った時は

その空間がその武人の物になります。

藤沢市支部で言えば

M副支部長。

 

 

彼女はパワーも無く、術や技もほとんど知りません。

いわゆる勢いとか迫力もありません。

しかし彼女が剣を取り、お相手をすると

その場の全員が彼女の空気に引き寄せられます。

 

 

具体的には談笑が止み、稽古外の者まで

まるで今、剣で相手をしているかのような空気に変わります。

本物は、自分が本物である事に気が付かず

他人に本物だと言われても、

ピンとくるような反応も起こさないようです。

 

 

まだまだ私の無想剣は作為的であり、

 

本当の所まで届いてはいないことがよくわかります。